記事の要約
- LINE公式アカウントのオーディエンス機能は配信の対象となる友だちを絞り込む機能である
- 様々なオーディエンスを作成することで、より効果的に配信を行うことができる
- 配信に必要な最低人数や有効期限等もあるため、利用時には注意が必要
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- デザインなど内製化しているので圧倒的低価格を実現
LINE公式アカウントのオーディエンス機能とは配信を行う時の絞り込み方法
LINE公式アカウントのオーディエンス機能は、ステップ配信等のメッセージ配信を行う際に、配信の対象となる友だちを絞り込むことができる機能です。
例えば新作水着の情報を発信するというケースの場合、配信先は若い女性がターゲットになる事が多いと思います。
このような時に便利なのが、このオーディエンス機能です。
こちらの記事では、オーディエンス機能のメリットや設定方法など、オーディエンス機能について深く掘り下げて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
オーディエンスと属性の違い
実は、LINE公式アカウントで使用できる絞り込み機能にはオーディエンスの他に「属性」という方法もあります。
この2つの違いは何でしょうか。
ざっくり説明すると属性は、性別、エリア、年齢など、友だちをその性質上でおおまかに切り分けを行う機能の事です。
一方、オーディエンスは「メッセージを開封してくれた友だち」「特定のタグ分けをされている友だち」など、行動で切り分ける機能の事を指します。
属性とオーディエンスは同時に使用が可能ですので、「メッセージのリンクをクリックしてくれた女性」というように組み合わせて使うことで、より詳細な絞り込みをすることが可能になっています。
LINE公式アカウントでオーディエンスを設定する方法
配信をする際にオーディエンス機能を使えば、詳細な情報で絞り込みができますので、より精度の高いマーケティングが可能になります。
続いて、オーディエンスの設定方法をご紹介します。
サイドメニューからオーディエンスを選択
まずLINE公式アカウントの管理画面より、左端のメニュー一覧の中から「オーディエンス」を選択しましょう。
オーディエンスを選択すると緑色のボタン「作成」が表示されていますので、作成を選びます。
オーディエンスタイプを選択
続いて、オーディエンスタイプを選択します。
作成できるオーディエンスタイプは全部で7種類あります。この7つの種類や違いについては後述しますので、そちらを参考に選択してください。
また、オーディエンス名を作成しましょう。
名称の入力が完了したら「次へ」を選択してください。
内容を選択
次に内容を選択していきます。
作成するオーディエンスの種類によりそれぞれ方法が多少異なりますが、「ターゲット設定」より、配信をしたいターゲットを選択し、最後に「保存」や「更新」を選んで、作成終了となります。
LINE公式アカウントのオーディエンスでできること
LINE公式アカウントで作成できるオーディエンスタイプは全部で以下の7種類があります。
それぞれの特性を確認し、利用することで様々な絞り込みに活用することができますので、詳しく説明していきます。
ユーザーIDアップロード
こちらの機能は、どちらかというと開発者向けの機能で、TXT、もしくはCSV形式のファイルにて、友だちのユーザーIDをアップロードし、絞り込みを行う機能です。
ユーザーIDのファイルをアップロードし、更新をかければアップロード完了となります。
クリックリターゲティング
クリックリターゲティングは、いままでに配信したメッセージの中のURLをクリックしてくれたことのある友だちを絞り込む機能になっています。
過去分の配信は、60日以内の配信分が対象です。
インプレッションリターゲティング
インプレッションリターゲティングは、クリックリターゲティングと似た絞り込み方法ですが、過去の配信分を開封した友だちの中から、特定の内容に反応して開封してくれたユーザーを絞り込むことができますので、ピンポイントで商品の興味がある友だちの絞り込みが可能です。
チャットタグオーディエンス
チャットタグオーディエンスはチャットにタグ付けを行い、その特定のタグがついている友だちに絞り込みを行う方法を指します。
例えばですが、LINEのチャットにて商品の購入もできるようになっている企業などで、お米を購入したとします。
この友だちにタグ付けをしておけば、チャットタグオーディエンスを利用し、このタグが付いている友だちに向けて新米入荷のお知らせの配信をするなどの使い方が可能になります。
追加経路オーディエンス
追加経路オーディエンスは、ユーザーがどのような経路で友だち登録してくれたのかにより、その経路ごとに絞り込むことができるようになっています。
例えばですが、飲食店で「店頭にて友だち登録すれば一品プレゼント」のような広告を見て、店頭経由で登録してくれた人向けに再来店クーポンを配信したり、Youtube経由で登録してくれた友だちには新作の料理動画を配信してみたりといった、それぞれの関心度の高さにあった配信をするために利用するオーディエンスです。
Webトラフィックオーディエンス
Webトラフィックオーディエンスは、LINETagのトラッキング情報をもとにして、サイトを訪問したユーザーのオーディエンス作成が可能になっています。
ネット上での行動履歴をもとに絞り込みを行うという方法です。
例えば購入直前まで進んだものの購入に至らなかった友だちなど、それぞれの行動を元に絞り込みを行うことで、その行動に関連した広告を配信することが可能になります。
予約オーディエンス
予約オーディエンスはLINE公式アカウント上で来店や購入の予約をした友だちを絞り込む方法です。
LINE公式アカウントで予約をする場合は、予約時にユーザーの情報を収集しますので、その情報を元に対象者を絞り込んで、効果的な配信に繋げるといったことができるようになっています。
LINE公式アカウントでオーディエンス機能を使うメリット
オーディエンス機能は、複数の友だちの中から、広告配信への反応が期待できるユーザーを絞り込む機能です。
この機能を活用すれば、かなり効果的に広告を打ち出すことができるため、オーディエンス機能を利用して配信を行うことは大きなメリットになります。
具体的なメリットをそれぞれ以下にて説明していきます。
読者の関心に対する限定配信
一斉配信の場合は、友だち全員に広告を配信することになるため、全く関心のない友だちにまで配信を行うことになりますが、オーディエンス機能を利用すれば、過去にどのような行動をしたユーザーなのかという絞り込みができます。
より読者のニーズや関心に沿った配信が出来るようになり、無駄を省くとともに、購入率や来店率などを上げる事が可能となります。
配信コストの削減
LINE公式アカウントでは、料金プランごとにメッセージの配信可能数に上限があります。
オーディエンス機能を活用すれば、届けたい情報を届けたい友だちに配信することができますので、配信、および作業コストの削減につなげることができるようになります。
開封率の向上
届けたい情報を、必要としている人に効果的に配信することができるようになりますので、必然的に開封率も上がってくることになります。
友だち登録してくれているユーザーでも、クーポン目当てにとりあえず登録してみたという友だちもいれば、定期的に商品やサービスを購入してくれている友だちもいます。
オーディエンス機能を利用して絞り込みを行えば、どちらの友だちの方が開封率が高いかは一目瞭然です。
ブロック率の低下
ブロックされてしまう一番の要因は配信数が多い、いらない情報ばかり届くといった理由が多い傾向にありますが、オーディエンス機能を利用すれば、必要な情報を必要な友だちにだけ届けることができ、従って配信数も不要な情報も届く事が少なくなります。
オーディエンスの絞り込み機能を利用することで、ブロック率もさげることができるのです。
情報到達速度が速い
もともと、メルマガに比べて開封率が高いLINEですが、文章がメインのメルマガと違い、画像やクーポン等の配信もできるため、商品やサービスも魅力がダイレクトに伝わりやすく情報が友だちに到達するまでの速度がはやい事もメリットのひとつです。
さらにオーディエンス機能で絞り込みをおこなっているため、本当に必要としている人に必要な情報がダイレクトに届けられることで、利益もアップさせる事も可能になります。
LINE公式アカウントのオーディエンス機能を使う時の注意点
情報配信する際になくてはならないオーディエンス機能ですが、使用する際の注意点もあります。
オーディエンス機能の注意点は以下の4つです。
それぞれ解説します。
有効な期限が存在すること
オーディエンス機能は、有効期限が設けられているものがあります。
Webトラフィックオーディエンスとチャットタグオーディエンス以外のオーディエンス機能は180日が有効期限となっており、そこから一か月が経過すると自動削除となるため、注意が必要です。
非表示の場合があること
何らかの問題でせっかく作成しても非表示になってしまうケースもあります。
例えば反映に時間がかかっているケースや、ファイル上で何等かの問題が発生しているケースにこういう事が多いようです。
スマホアプリでは作成と配信設定が不可能なこと
オーディエンス機能の作成、および配信はスマホ版LINE公式アカウントからは操作できないようになっています。
PC版の管理画面より作成と配信を行いましょう。
配信で利用時は50人以上必要なこと
- クリックリターゲティング
- インプレッションリターゲティング
- 友だち追加経路オーディエンス
- ウェブトラッキングオーディエンス
の4つに関しては、絞り込み機能には問題はありませんが、配信で利用する際には対象となる人数が50人以上いなければ、利用ができないことになっています。
友だちが少ない状態ですと、オーディエンス機能の効果を最大限に利用することができませんので、注意しましょう。
まとめ
オーディエンス機能を利用すれば、コストや無駄な時間をかけずに、必要な情報を必要な人に届けることができます。
オーディエンス機能はLINE公式アカウントを運用していく上で必須の機能です。
ぜひいろいろなオーディエンスを作成し、自社にとって一番効果的な活用方法を見つけてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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