記事の要約
- Lステップのクーポン機能はLINE公式アカウントの機能を拡張し、作成や配布ができるサービス
- Lステップのクーポンの作成方法とその配布の仕方をご紹介
- クーポンを配布する時には、ただ配布するだけでなく、戦略的に配布することが必要
Lステップのクーポン機能とは?
Lステップのクーポン機能とはLINEの公式アカウントの機能を拡張し、作成および配布できるクーポン機能のことです。
今や日本中で大半の人が使っているLINEを利用してクーポンを発行することで、企業側にもお客様側にも大きなメリットがあることで大変注目を浴びています。
更にこの機能は無料で設定することができ、配信方法もひとつではなく、様々な方法で配信可能です。
この記事ではLステップのクーポン作成から効果的に使う方法まで丁寧に解説します。
Lステップを上手く利用して集客や売り上げ向上につなげましょう。
Lステップのクーポン作成方法
Lステップのクーポン作成方法は以下の2通りがあります。
- Web版
- アプリ版
それぞれ以下にて説明します。
Web版
Web版の作成方法は以下の通りです。
- まずLINEの公式アカウントにログインし、クーポンを発行したいアカウントを選択します。
- 左側の「クーポン」から「クーポン作成」を選択します。
- 有効期限や公開範囲など必要な項目を入力し、最後に「保存」を押します。
Web版の設定は以上で完了です。
ステータスの隣にある「...」のマークからは削除や編集などを行うことができます。
アプリ版
続いてアプリ版での操作方法を説明します。
- ホームのタブに合わせて「クーポン」を選択します。
- 画面の一番下、「作成」ボタンを押します。
- Web版と同じように詳細設定を入力して、最後に一番下の「保存」を押します。
アプリ版の設定は以上で完了です。
また、「編集」からは削除や編集などを行うことができます。
Lステップでのクーポン配信方法
次に、上記の方法で作成したクーポンの配信しましょう。
クーポンを配信する方法は以下の5つです。
- 友だち追加クーポンとして配布する
- メッセージとして配布する
- LINE VOOMに投稿する
- キーワード応答に設定する
- SNSでシェアする
配信方法はクーポン作成した後に、配信をするかどうかのポップアップが出てきますので、そこから配信することも可能です。
こちらの記事では個別に設定する方法をご紹介します。
それぞれ、以下にて詳しく説明していきます。
友だち追加クーポンとして配布する
友達登録してくれたユーザーあてに自動配信されるようになっています。まず、Web版の操作をご紹介します。
Web版は左側の「あいさつメッセージ」より「クーポン」を選択して配布します。
アプリ版は左下のホームのタブより「あいさつメッセージ」を選択し、続いて「クーポン」へと進み、配布を行います。
メッセージとして配布する
メッセージ配信はプッシュ通知が届くため、見てもらえる確率が高い配信方法です。
まず、Web版からご紹介します。
左側の「メッセージ作成」より「クーポン」を選び、配信を行います。
続いてアプリ版をご紹介します。
左下ホームのタブより、「メッセージ配信」を選び、次の画面で一番下の作成を選択します。
メッセージを作成したら、次の画面で作成したクーポンが一覧で表示されますので、その中から送信したいものを選択して配布をします。
また、一括ではなく、送信したい人だけに個別でクーポンを送信することもできます。
LINE VOOMに投稿する
LINE VOOMは、旧タイムラインのことで、今は名前がLINE VOOMに変更されています。
LINE VOOMのおすすめ点はクーポンを受け取った人がシェアできるため、多くの人に拡散できるというメリットがあります。
Web版の操作は以下の通りです。
上部左側の「LINE VOOM」のタブより、「投稿を作成」を選びます。
続いて「はじめる」を選びます。
次に右端の「+投稿」を選びます。
画面上部のクーポンの絵を選択して、配布したいクーポンを選び、最後に「投稿」を押せば完了です。
続いてアプリ版での操作もご紹介します。
画面の上部の右側にあるクーポンマークを選択し、下部の「投稿」でLINE BOOMに投稿することができます。
クーポンは事前に作成しておきましょう。
キーワード応答に設定する
この機能は、ユーザーが、あるキーワードをトークで送信すると、それに反応してクーポンが自動で配信されるという機能になっています。
この設定にしておけば、営業時間外であってもクーポンが自動配信されるので時間を有効活用することができます。
Web版から操作をご案内します。
左側の「応答メッセージ」より「作成」に進みます。
次の画面で設定したいキーワードなどを入力し、クーポンマークより、配布したいクーポンを選択します。
最後に「変更を保存」を押せば完了です。
続いてアプリ版での操作です。
まずはホームのタブより、応答メッセージを選択します。次の画面で「メッセージを作成」から「+追加」へ進みます。
続いて「クーポン」を選択し、配布したいクーポンを選びます。
配布するクーポンが決まったら「次へ」を押すとキーワードの設定等へ進みますので、必要事項を入力し、「保存」を押せば完了となります。
SNSでシェアする
SNSでシェアをしてクーポンを配布することもできます。ユーザー側は手軽にクーポンを利用できるため、利用の促進を図ることができます。
まず、作成したクーポンを選択し、「...」のマークから「シェア」を選びます。
続いて画面下部の「コピー」をタップするとSNSでシェアするためのURLをコピーすることができます。
Lステップでクーポンを使う時の戦略
せっかく作ったクーポンも適当に配布してしまってはPRにならず、意味がありません。
うまく利用すればかなりのアピールを見込める機能だからこそ、有効活用しましょう。
クーポンを戦略的に配布するには以下の4つがポイントです。
- 登録特典としてアカウントを宣伝する
- ショップカードと連携する
- 有効期限をつける
- 抽選つきで配布する
それぞれ以下で詳しく解説します。
登録特典としてアカウントを宣伝する
クーポンは登録する際にかなりのメリットとなるため、クーポンがある場合と、ない場合とでは訴求力に差が出ます。
企業の宣伝や売り上げアップのためのアカウントなのにも関わらず、登録してくれる人がいなければ意味がありません。
そのためにまずは登録をしてもらうことが第一条件となります。
クーポンは初見の人にも確実にメリットを提供できる商品です。うまく活用して企業の宣伝を行いましょう。
ショップカードと連携する
ショップカードとは、いわゆるお店などで会員登録すると配布されるポイントカードと同様のものです。
ショップカードはリピート率の向上に大変役立つため、うまく使えば大幅な収益アップを見込むことができます。
ポイントが貯まっている方などに向けてクーポンを配布するのもおすすめです。
ショップカードのクーポンは別で作成する必要がありますので、手順をご紹介します。
左側の「ショップカード」から「特典チケット選択」をし、作成します。作成の基本は通常のクーポン作成と同様ですが、チケットの有効期限はチケットを受け取った日を1日目と数えます。
4/1にチケットを受け取った場合の有効期限は5/1となります。
有効期限をつける
クーポンを戦略的に使うには必ず有効期限をつけましょう。
有効期限をつけることでクーポンを使わなければもったいないという気持ちにさせることができます。
また、有効期限を設定する上で注意するポイントは以下の2つです。
- 有効期限を短めに設定
- 期限が切れる少し前にお知らせをする
有効期限は長すぎると忘れられてしまい、逆効果ですので、短めに設定しましょう。
また、有効期限が間もなく切れる旨のお知らせすることでクーポンの保持者を焦らし、クーポンの価値を高めることができます。
クーポンを戦略的に使うには「有効期限が切れる前」というタイミングを上手く活用することが重要なポイントです。
抽選付きで配布する
クーポンを配布する際は、ふつうにクーポンをもらうよりも、抽選で獲得したクーポンの方が利用率が高い傾向にあります。
なぜなら当選して獲得したという気持ちがクーポンの付加価値を高めてくれるからです。
当選確率は1%から99%まで自由に設定できますので、内容に応じて変更が可能です。
また、高い当選確率でクーポンを配布すると、その分使用率も高くなりますので、おすすめのテクニックです。
まとめ
Lステップのクーポン機能は日本国民の大半が利用しているLINEを利用し、大きなビジネスチャンスにつなげることができます。
また、クーポンは配布するだけでなく、その使い方が最も大事です。
様々な方法でクーポンを配布し、それに抽選などの付加価値をつけることで、クーポンの利用率はますますあがっていきます。
ぜひ企業のPRに役立ててみてください。