記事の要約
- ショップカードと同じ機能をLINE公式アカウントで作成することができる。
- 注意事項もあるが、友だちにとっても企業にとっても便利でメリットも大きい
- LINE公式アカウントのショップカード作成手順をご紹介
LINEで集客を自動化し売り上げUPしませんか?
- 弊社はLステップの正規代理店に認定されている
- 導入・構築費用は補助金の活用で50%OFFできる
- デザインなど内製化しているので圧倒的低価格を実現
LINE公式アカウントはLINE上で使えるポイントカードでもある
LINE公式アカウントにはポイントカードのような機能があるのをご存じでしょうか。
お店のポイントカードは便利ですが、作成しても多くなりすぎるとお財布の邪魔になるなど、作成を躊躇してしまう方もおられると思います。
LINE公式アカウントのショップカードならこの問題も解決でき、お店側にとっても手間やコストが縮小できるため、大変便利な機能です。
こちらの記事ではショップカード機能の作成方法や活用方法などをご紹介します。
うまく活用して顧客満足度も業績も上げていきましょう。
LINE公式アカウントショップカードでできること
LINE公式アカウントを利用したショップカード機能でできることは以下の3つです。
- ポイントが貯まる
- 特典とポイントを引き換えられる
- ショップカードの利用状況を調査できる
それぞれ以下にて説明します。
ポイントが貯まる
ポイントカード機能ですので、ポイントをためることができます。
友だちに登録用のQRコードを読み取ってもらうとLINEのアプリ内でポイントが付与されるという仕組みです。
ポイントの貯まる数は50ポイントまでですが、企業側で自由に設定ができます。
特典をポイントを引き換えられる
ためたポイントは企業側が設定した得点数に達すれば、「特典チケット」と交換ができるようになっています。
この特典チケットは自由に内容設定ができるため、半額チケットや無料引換券などにすると良いでしょう。
ショップカードの利用状況を調査できる
LINE公式アカウントの管理画面からは、ショップカード機能の使用率や付与したポイント数などの分析結果も確認が可能です。
この分析機能を利用すればショップカードの課題が見えてきます。
例えば、特典チケットの利用率がいまいちな場合は、チケットの内容がユーザーが求めているものではないかもしれません。
分析機能もぜひ活用するようにしましょう。
LINE公式アカウントでショップカードを利用するメリット・デメリット
LINE公式アカウントでショップカード機能を利用するには、メリットばかりでなく、注意事項もあります。
どのようなメリット・デメリットがあるのかを確認していきましょう。
LINE公式アカウントでショップカードを利用するメリット
まずは主なメリットを3点ご紹介します。
無料で利用できる
お店によってはポイントカード作成に初回の発行手数料などが発生する場合もありますが、LINE公式アカウントではオンライン上での管理のみですので、発行の際の手数料も必要ありません。
経費削減ができる
ポイントカードは企業側が用意するにあたり、注文コストがかかります。
LINE公式アカウントで管理であれば、ポイントカードのデザイン依頼代やカード購入費が発生しませんので、企業側にも大きなメリットとなります。
読者が増える
ポイントをためるには、友だちになってもらう必要があります。
そのため、友だち(読者)の数が自然と増えてくることになります。
特典チケットのお得さをアピールして、どんどん友だちを増やしていきましょう。
LINE公式アカウントでショップカードを利用するデメリット
便利な機能ですが、注意事項もあります。デメリットは主に以下の3つです。
使えるデバイスがスマホのみ
PC版のLINEではショップカード機能は使えないようになっています。
スマートフォンでしか利用できませんので注意しましょう。
公開後の有効期限の変更不可
ポイントの有効期限は、公開後には変更できないようになっています。
有効期限も長すぎても友だちがためる意識を持たなくなりますし、また短すぎても無効になるばかりでためる意欲をなくしてしまいます。
ポイントの有効期限はよく考えて設定する必要があります。
ブロックされる可能性もある
LINE公式アカウントは簡単に登録ができる反面、ブロックも簡単にできてしまうため、ブロックされるとその分売上が減る可能性が高くなります。
お店のポイントカードなら持っていればまたいつか利用するかもしれませんが、LINE公式アカウントは一度ブロックされてしまうと、解除されにくい傾向にあるため、ブロック=再来店の可能性が限りなく低いという事に注意して運用しなければなりません。
LINE公式アカウントでショップカードを作る方法
続いてショップカードを作成する方法をご紹介します。
LINE公式アカウントでショップカード本体を作る方法
まず、カード本体の作成方法をご紹介します。
LINE公式アカウントの管理ページからショップカードを選択
始めにLINE公式アカウントの管理画面にログインします。
左端のメニューの「ツール」の中にある「ショップカード」を選んで下さい。
ショップカード作成を選択する
続いて緑色のボタン「ショップカードを作成」を選択します。
背景画像を選択する
①の部分に背景画像をアップロードしていきます。
画像は3MB以下で設定が必要です。
デザインを決定する
次に②の部分でショップカードのデザインカラーを選んでみましょう。
カラーは複数の中から選択が可能です。
ゴールまでのポイント数を選択する
デザインカラーが決まったら、すぐ下の「ゴールまでのポイント数」を決めます。
最大50ポイントまで自由に設定可能ですが、ゴールまでが遠すぎても近すぎてもデメリットとなりますので、友だちの反応を見ながら徐々に調整していくのがおすすめです。
ゴール特典を設定する
続いて③のゴール特典を決めます。
ちなみにゴール特典自体は、LINE公式アカウントの管理画面のメニュー一覧の中にある「カード設定」から作成していきますが、
後ほど詳しく解説します。
ポイントの特典を設定する
④のポイント特典の設定に移ります。
ポイント特典はゴール特典以外の臨時ボーナスのようなもので、特定のポイントをためると特典チケットがもらえるようになっています。
ゴール特典までの途中くらいで設定してもいいかもしれません。
カードの有効期限とその通知の設定をする
次に⑤と⑥のカードの有効期限とその通知を設定します。
有効期限は下の画像の3パターンから自由に設定が可能ですが、後から変更ができませんので、よく検討して設定してください。
また、有効期限が切れる前に事前に友だちに通知をするかどうかも数パターンの中から選択することができます。
また、カード取得ボーナスの設定もできます。
これはショップカードの機能を取り入れてくれた際に、はじめからたまっているポイントを指します。
いくらかおまけでつけてあげると、友だちがためる意欲にもつながります。
カード取得制限の設定をする
続いて⑦のポイント取得制限を設定します。
制限しないを選択もできるのですが、制限がないと一度の来店でポイントをためることも可能になり、リピーターを増やせなくなってしまいます。
取得制限はかけておいた方がベターです。
利用ガイドの記入をする
最後に注意事項などの利用ガイドの設定をして「保存してカードを公開」で完了となります。
LINE公式アカウントの特典チケットを作る方法
続いて、特典チケットの作成方法をご紹介していきます。
管理画面のショップカードからカード設定を選択する
LINE公式アカウント管理画面の左端メニュー一覧よりショップカードを選択し、続いて「カード設定」を選択します。
特典チケットの選択をする
続いて画面の真ん中あたりの「特典チケットを選択」から「特典チケットを作成」へと進みます。
デザインを選択する
ショップカード選択時と同じようにデザインカラーを選びます。特典チケットは3色からの選択となります。
特典チケット名を作成する
次にチケット名を設定しましょう。一目で内容がわかるものにすることが重要です。
利用ガイドの入力をする
続いて、使用の注意などの利用ガイドを入力します。
すでに基本的な内容が表示されていますので、このままでも大丈夫ですし、内容を変更することもできます。
有効期限を設定する
また、有効期限も設けるか設定しましょう。このあたりはショップカードの作成と同じような要領で作成できます。
特典のイメージ画像を選択する
最後にチケットに表示されるイメージ画像をアップロードし、「保存」を押せばチケット作成は完了です。
LINE公式アカウントのランクアップカードを作る方法
ランクアップカードは、ポイントを全てためてくれた人むけの新しいショップカードの事です。
ランクアップカードを作成しておくことで、売り上げアップやリピーターの獲得につなげることができますので、ぜひ作成しておきましょう。
保存してランクアップカード作成を選択する
ショップカード作成画面の最下部に「保存してランクアップカードを作成」という項目がありますので、そちらを選択します。
デザインを選択する
続いて、先ほどと同じ要領でデザインカラーを選択します。
ランクアップした友だち用のカードですので、通常のショップカードとは違うカラーにするとよいでしょう。
ゴールまでのポイント数を設定する
次にゴールまでのポイント数も設定します。
こちらも友だちの利用状況を見ながら、ベストな数値に設定してください。
ゴール特典を作成する
続いて特典チケットを作成しましょう。次回来店時にプレゼントという形をとれば、再来店が高確率で見込めますのでおすすめです。
ポイント特典を選択する
ポイント特典も忘れずに設定しましょう。貯める意欲が次もわいてくるようなものが理想です。
ここまで設定すれば、あとは「保存」を選択して完了となります。
LINE公式アカウントでショップカードを使ってもらうためにする行動3選
せっかくショップカードを作成しても、友だちが利用してくれなければ意味がありません。
リピーターを増やすいいチャンスになりますので、ぜひショップカードを使ってもらうようにしましょう。
ショップカードを使ってもらうためのポイントを3つご紹介します。
リッチメニューにショップカードを設置する
リッチメニューの中にショップカードを表示させれば、かなり使用してもらえる確率があがります。
ショップカードを作成した後、カード設定から「リッチメニュー作成」へと進み、リッチメニューの中にショップカードのURLを入力することでショップカードが簡単に確認できるようになります。
ショップカードのURLを送信する
カード設定の中の「カード取得用URL]を利用すれば、友だちにチャットなどでショップカードを送信することができます。
タイムラインにも表示させることができますので、拡散してぜひショップカードを利用してもらうようにしましょう。
ポイント付与とセットで配布する
通販サイトなどへ訪問時に、ショップカードの配布と同時にポイントを少しおまけでつけてしまうという方法もおすすめです。
すでにポイントがいくらかついている場合は、友だちがポイントをためやすくなり、特典チケットを目標に再購入や再来店してくれる率があがります。
ポイントをためて、お得なチケットを手にいれたいと思うような方法を考えてみてください。
LINE公式アカウントでショップカードを活用して成功した事例
ショップカードを活用している企業は数多くありますが、特にショップカードが成功の引き金になった各企業の例を以下にて3つご紹介します。
ぜひ参考にして下さい。
リピーターが半数になった飲食店の例
カフェでの成功事例です。
ショップカードの特典チケットなどを上手く利用しているこちらのお店では、5ポイントごとに特典を用意し、ためやすい設定にしています。
また雨の日は客足が遠のくことから、来店の方にポイントを付与したり、グループで来店してくれた方にデザートサービス特典を用意するなどの結果、今では利用者の約半分がショップカードを利用しています。
リピート率が右肩上がりのクライミングジムの例
2カ月間で5回来店すると次回が無料で利用できるという特典を用意し、リピート率がかなり上がったジムもあります。
他にも初回利用時に合わせた特典の用意や、ショップカード機能の案内を店内のいたるところで行うことで、友だちの登録数も同じくぐんぐんと伸ばす事に成功しました。
ショップカードがコミュニケーションのきっかけになった温泉施設の例
温泉施設では、若い方むけのアプローチに悩み、ショップカードを作成しました。
様々な年齢層が利用しているLINEならではの宣伝効果もあり、若年層だけでなくあらゆる年代へのアピールに成功しただけでなく、ポイント付与するためのQRコード設置により、お客様との会話も増えリピーター獲得にも役立てることが出来ました。
まとめ
ショップカードはお店のファンを増やすにあたって最適な施策のうちのひとつです。
従来の物理的なカードよりも手軽で、様々な機能をとりつけることができるため、ユーザー側にとっても企業側にとってもメリットがある機能であると言えます。
ショップカード機能をいろいろな方法で活用し、自社のリピーターをどんどん増やしていきましょう。
LINEで集客を自動化し売り上げUPしませんか?
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- 導入・構築費用は補助金の活用で50%OFFできる
- デザインなど内製化しているので圧倒的低価格を実現