記事の概要
- ステップ配信を上手く使えば情報をベストタイミングで届けられ、業務の効率化なども図ることができる。
- 配信内容はあくまでも友だち目線で必要な情報を配信する。企業側の都合のよい情報ばかり押し付けない。
- 配信数には上限があるため、規定数を超えると送信不可、また配信内容が多いとブロックされてしまうので適切な運用を心がける。
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- 弊社はLステップの正規代理店に認定されている
- 導入・構築費用は補助金の活用で50%OFFできる
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LINE公式アカウントのステップ配信とは用意したメッセージを自動配信できる機能
LINEの公式アカウントにはステップ配信という便利な機能があります。
ステップ配信は、友だちになってくれた経路別や年代、性別などの情報をもとに、情報を発信したい友だちに向けてメッセージを自動で送信できる機能です。
特定の情報を届けたい友だちのみに届けることができるため、効果的な情報配信が可能で、企業側にとってもメリットが大きいサービスとなっています。
こちらの記事ではステップ配信のメリットや注意点、配信方法などを解説していきます。
LINE公式アカウントを運営していく上でステップ配信は必須スキルです。
注意点等もしっかり把握して配信するようにしましょう。
LINE公式アカウントでステップ配信を利用するメリット4つ
ステップ配信は手間をかけずに効果的な情報配信が可能であるため、利用するメリットもたくさんあります。
ステップ配信を利用する主なメリットを以下にて4つご紹介します。
メールよりも見てもらえる確率が高い
LINEは日本で一番多くの人が利用しているSNSと言っても過言ではないでしょう。
その分、目にとまる確率がメールより数倍高いため、必然的に開封率も高くなります。
また、メルマガの場合、迷惑メールに分類されてしまう可能性もあり、そもそもLINEの普及によってメールを使用する機会が圧倒的に減ってしまったことも閲覧率が低い理由のひとつです。
ステップ配信なら文章だけでなく画僧なども添付できるため、商品の魅力も伝わりやすくなります。
メッセージの送信を自動化できる
LINE公式アカウントのステップ配信では、事前に決めたタイミングでメッセージを自動配信することができます。
配信する手間がかからないため業務効率化にもつながり、ベストなタイミングで自動配信されますので、友だちブロックや削除なども防ぐことができます。
情報のすべてを届けられる
ステップ配信は友だちになってくれた時期にかかわらず、全ての情報を受け取ることができる事も大きなメリットです。
一斉送信で配信したメッセージであれば、友だちになる前に配信されたメッセージは確認することができませんが、ステップ配信ならば登録してくれた友だち全員が同じ情報を受け取ることができます。
価値が最大化され、購買意欲を高めることができる
ベストタイミングでの効果的なメッセージ配信は、顧客満足度やリピート率を上げることも出来、最終的に商品の持つ価値を最大化することができます。
ステップ配信を利用すれば、友だちの意欲が高い時を狙って配信する事が可能ですので、次回購入へのきっかけ作りにすることもできます。
また、複数回に分けてメッセージを配信することで、友だちの購買意欲をだんだんと高めていくことも可能です。
LINE公式アカウントのステップ配信の方法とは?
続いてLINE公式アカウントのステップ配信の方法をご紹介します。
ステップ配信の作成はスマホ版LINEでは不可ですのでPC版でのみの作成となります。ご注意ください。
管理画面のサイドバーからステップ配信を選択
LINE公式アカウントのホーム画面より、左端のメニュー一覧より「ステップ配信」を選択します。
選択後、以下のような案内画面が出ますので、「新規メッセージを作成」を選んでください。
基本設定を入力
続いて基本設定の入力をしていきます。
①タイトル、②タイムゾーン、③有効期間、④配信数の上限をそれぞれ入力します。
友だち追加を設定
上記の画面の入力が完了したら、メッセージ設定を入力していきましょう。
ここでは、どのような友だちに対してメッセージを配信したいのか等の条件を設定します。
上記の画面下部の「友だち追加」を選択し、続いて「開始条件の種類」「追加日」「経路経路」を入力してください。
ステップ追加を設定
次に「友だち追加」の下にある「ステップを追加」を選択し、続いて「メッセージを配信」を選択してください。
1日後となっているところにカーソルを合わせると、配信の日にちの指定ができるようになっています。
また「メッセージ配信」を押すと、以下の画面のような表示となり、画面右側にてメッセージの編集ができるようになります。
配信できる文章は500文字までの文章を3つまで登録することができるようになっています。
最後に緑色の「利用開始」ボタンを選んで作成完了となります。
LINE公式アカウントでステップ配信の効果を最大化させるコツ
ステップ配信は、最適なタイミングで配信されなければせっかく作成した意味がなくなってしまいます。
作成した配信内容の効果を最大に引き出すにあたり、ポイントとなる点を3点ご紹介します。
メッセージを決める時には読者に寄り添って決める
配信内容は企業側がいち押ししたい内容に偏りがちですが、配信するにあたっては、友だちが本当に欲しいと思っている情報を推測し、更にその情報
を友だちが求めているベストなタイミングで配信することが重要です。
配信側の情報の押し付けになってしまっては、かえって逆効果になってしまう場合があります。
必ず、読者側の目線で配信内容や時期を確認してから配信するようにしましょう。
伝えたいメッセージは繰り返し送信
例えばキャンペーンに適用期限や、商品やサービスなどの一押しポイントとなる部分は何度も送信しましょう。
一度では伝えきれない可能性があるからです。
また、同じ内容の配信でも、他ユーザーのおすすめポイント等お客様の声を取り入れると、配信内容がまた一味違ったものとなり、内容が生きてくる場合もあります。
目的を明確にして設定する
まず、そもそも配信内容を決定するにあたり、配信対象となるおおまかな人物設定や目的、配信の期限などをしっかりと決めておく必要があります。
どのような友だちに対して、どのような目的を持ち、どんな情報を配信したいのかを明確にしておかなければ配信の効果も得られない上、限られた配信数を無駄に使用することになってしまいますので、あらかじめ想定して配信内容を作成するようにしましょう。
LINE公式アカウントのステップ配信の注意点
ステップ配信は企業いとっては大変便利な機能ではありますが、利用するにあたり、注意すべき点もあります。
ステップ配信ではどのような事に気をつけて配信すべきか、以下にて解説します。
読者の状況に合わせた配信をする
配信は適切な配信を心がけるようにしましょう。
商品を購入してくれた直後の友だちに、その商品の値引きキャンペーンの情報等を配信してしまうと、不快感を与えてしまうことにもなりかねません。
場合により、それぞれのユーザーの動向を踏まえた上で、適切な対象者に適切な配信を行うようにする必要があります。
メッセージを過剰に送りすぎるとブロックの対象になる
メルマガと比較すると、LINEの公式アカウントはブロックされやすい傾向にあるようです。
メルマガは配信停止が面倒な作業になる事も多いですが、LINEなら比較的簡単にブロックができてしまうのが理由だと考えられます。
ブロックされてしまう主な理由は、配信数が多すぎる事が原因です。
多くても週に数回程度にして、あまりしつこくなりすぎないようにすることが大事です。
読者がアカウントをブロックした場合の対処法
友だちにブロックされてしまうと当然ですが、メッセージは配信されなくなってしまい、対処の仕様がなくなってしまいます。
一度ブロックされてしまえば、解除してくれたとしても、配信は一からとなってしまいますので、日頃から配信内容や頻度にも気を配りながら運用していくように注意しましょう。
配信メッセージは課金対象になる
ステップ配信で送信できるメッセージは、料金プランごとに上限数が決まっています。
そのため規定の数を超えてしまうと課金等で対応しなければならず、料金も発生します。
一通一通に料金が発生していることを踏まえた上で、友だちの反響等も参考にしながら配信数を調整していくようにしていくとよいでしょう。
メッセージ数の上限を超えた場合の対処法
上記でも説明しましたが、規定の配信数を超えると配信ができなくなってしまいます。
配信を継続したい場合は料金プランを変更するか、追加で課金するかのどちらかの対応をとることになり、今現在加入中の料金プランによってはどちらかしか選択できない場合もあります。
プラン変更はLINE公式アカウントのホーム画面右上にある「設定」より変更可能です。
LINE公式アカウントでステップ配信を使って成功させた事例3つ
ステップ配信は業種やサービスによってもそれぞれベストな活用方法が違ってきます。
ステップ配信をうまく活用したそれぞれの業界の成功例を飲食店、企業の採用活動、オンラインショップと3つご紹介します。ぜひ自社の参考にしてみてください。
某飲食店
飲食店では、クーポンを利用した定期的なステップ配信により、効果を出すことができました。
友だち登録してくれた時のお礼クーポン、少し間を置いて2回目の来店時に使用できるクーポン、更に1カ月後に再び割引クーポンを発行という流れでステップ配信により、定期的にクーポンを配信したところ、リピーター作りに成功することができました。
飲食店等はクーポンをうまくステップ配信すれば安定した客足を見込むことも不可能ではありません。
某企業の採用担当
企業の採用活動にステップ配信を取り入れた例です。
企業の説明会の時に友だちになってもらい、ステップ配信を利用して採用に向けた参考資料を送信、その後数週間おきに先輩の体験談や社内紹介などを配信していきながら応募につなげていくという使い方です。
少しづつ社内情報を配信していくことで、企業に対する関心が高まり、企業のPRに役立てることができました。
某オンラインショップ
オンラインショップではユーザーの定期購入の促進にステップ配信が活躍しています。
商品購入した後に友だちになってもらい、その後数週間ごとに商品の口コミやおすすめの使い方等の情報を配信していきます。
そろそろ商品がなくなりそうなタイミングで定期購入のクーポンと商品を購入できるリンクを配信するという使い方です。
商品の活用方法とともに、なくなりそうなタイミングで定期購入クーポンを配信することで定期購入される方が増えたという事例でした。
まとめ
ステップ配信は指定したタイミングで友だちにさまざまな情報を定期的に送信することができます。
うまく使えば友だちの利用率や来店率アップにつながり、かなりおおきな効果をもたらしてくれます。
一方、頻度やタイミングを間違えてしまうと、業績が伸びないどころか、最悪の場合ブロックされてしまう事もあります。
友だちの反応を確認しながら、適切なタイミング、間隔で配信していくようにしましょう。
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